ひとつのことをやりつづけるということ
約5年前にメンバーとの意見の相違で逃げるようにして辞めたバンドのライブに行ってきました。
私が辞めた当時はLINEは今ほどみんながやっているものではなかったので
久しぶりの連絡はメールでもらいました。
初ワンマンのイベント、記念だから来てほしい。
メンバーとの意見の相違で逃げるようにして辞めたバンド
もうみんなと会うことないと思っていました。
誘う方も円満でない状態で辞めたメンバーを誘うなんて
きっとすごい勇気のいることだと思うし
覚えていてくれてることがすごく嬉しかった。
少しだけ躊躇したけど、
即、ライブに遊びに行くと返信しました。
そして
ライブハウスの重たいドアを開けてびっくりです。
お客さんいっぱい。
そしてそして、バンドのTシャツ着てる人が居る・・・。
私がバンドを去ってからバンドがすごいことになってたんです。
親戚が増えたというのは受けの表現で使いますが、
こちらから親戚になっちゃったなとゴリゴリに実感しております。
変な表現ですが、私が辞めてなかったらバンドはこんなに大きくなってないかもしれない。
ライブを楽しみながら、私、辞めてよかったのかもしれないと思いました。
バンド名は私が辞めた後につけてて、ものすごくかっこ悪いなと思ってましたが
そんな頭はすぐにふっとびましたね。
ライブのお客さんの数、認知、盛り上がり、
私を黙らせてくれました。
かっこ悪いなと思ってたバンド名がかっこよく思えました。
ライブを観させてもらって、ひとつのことをやり続けることの大切さを教えてもらった気がします。
一冊の良書を読んだような気持ちになりました。
終演後、当時のことを私は謝罪し、
また互いに連絡先を交換しました。
音楽がなかったら、楽器に触れてなかったら出会ってなかった人たち。
再会した友人たちを大事に大切にしたいです。